妊活中なら知っておきたい☆卵子凍結保存の話!
元々はがん患者の為に行われていた卵子凍結。
それが今では、卵子の老化を防ぐための手段として
高齢妊活組の中では選択肢の1つとして考えられるようになってきました。
今日はそんな卵子凍結についてまとめてみました!
卵子凍結保存とはどんなもの?
◆卵子凍結保存とは?
将来のために卵子を凍結して保存する方法です。
未婚の方が高齢妊活になる事を危惧し、
卵子を凍結しておくケースや
妊活中の方が現時点で一番若い卵子を
保存しておくケースもあるようです。
◆受けられるかどうかの適正検査がある
健康状態や年齢などの適性検査がまず行われます。
年齢については40歳未満までが採取可能。
45歳未満までに受精卵の移植を行うという条件があります。
◆卵子凍結、保管、融解作業にかかる費用は?
病院により異なりますが、
初診から採卵、凍結保管までに
50万円~80万円前後かかるようです。
保存する卵子の数によっても費用が変わってきます。
※千葉県浦安市は補助金対象としている為、
約3割負担で受けられます。
◆卵子採取の方法、痛みは?
5ヵ月程かけて卵巣の状態を整えてから
採取する事が多いようです。
準備期間に内服薬や注射などを使用し、
複数の卵子を育てる場合もあります。
実際の採取方法は、卵巣に針を刺して卵子を採取します。
日帰りでできる簡単な手術のような感じです。
採取手術は麻酔を使う為、問題なく麻酔が効いていれば
痛みはほぼ皆無です。
◆卵子を融解した後の治療は?
凍結卵子の融解、採精 → 体外受精 → 胚移植 → 妊娠有無
となるようです。
◆卵子凍結の妊娠率は?
日本での妊娠成功率は10%前後のようです。
日本はまだ卵子凍結治療の歴史が浅いので、
今後に期待したいところです。
◆卵子凍結のリスクは?
・費用が高額である為、家計の負担となる。
・採卵時、卵巣の腫れや出血を伴う事がある。
・また麻酔リスクにも注意が必要である。
・排卵誘発剤を使って育てた卵子の場合、多胎妊娠になる可能性がある。
等々
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卵子凍結保存、日本においてはまだまだこれからというところです。
ご検討されている方は、費用や体へのリスク等について
医師とよく相談して治療を進めるようにしてくださいね。